2014年07月20日

Carpe Diem

ツアーファイナルの感想を。

氷室京介「WOWOW presents KYOSUKE HIMURO 25th Anniversary TOUR GREATEST ANTHOLOGY –NAKED- FINAL DESTINATION」@横浜スタジアム。

17時開演。
曇り空。
ステージは青のビニールシートに覆われたまま。
もしや…。
嫌な予感がよぎる。

緊張。
なのに。
ライブフォトのスライドショーが始まる。
時折、幼少の頃や、やんちゃな写真が映り歓声がわく。
スタッフがステージに出てきてビニールシートを外す。
この間、約40分。
ぶっちゃけ長い。

18時過ぎ。
待ちに待った。
3年ぶりの氷室。
ようやく。

1曲目は『WARRIORS』。
これライブで聴くの初めて。
そうだった。
氷室のライブはBメロからずっと右腕を挙げるのよねえ。
思い出してきた。
でもステージの彼が本調子でないのが分かる。
昨日の打撲のせいだろうか。

序盤の『WILD AT NIGHT』『GIRLS BE GLAMOROUS』で
盛り上がりは加速。
西山さんが前に出てきて煽る。
かっこええええええ。
『CALLING』の「ちっぽけな愛のささやかな力で
悲しみはいつも抱かれるのを待っている」という歌詞で不意に涙が。
『眠りこむ前に』『DEAR ALGERNON』『たどりついたらいつも雨ふり』と
たたみかける。
『DEAR ALGERNON』前のMCのせいでまたうるっときた。
あの時期じゃなかったら書けなかった歌詞。

最近の曲とこれまでの定番が上手いこと配置されている。
3人のお子さんとシングルの関係や、
「魂を抱いてくれ」RECでの奥さんの話なども。
頭のファンキーなやつとか。
みんなが俺を支えてくれたとか。

楽しい。
いや楽しむ。
考えるな。
感じろ。
そんな気持ち。

YTという人がとてもいいギターを弾いていた。
Dより好きかも。

1曲終わるごとに楽器をチェンジする関係なのか間が空く。
立て続けにやってほしいのでちょっともてあます時間。

途中からどこかで花火大会が始まった。
私の席からは、ステージと、花火と、
そして近づいてくる雷がよく見えた。

『WILD ROMANCE』の
「傷つくのは弱さのせいじゃない」でも泣いた。
本編20曲で終了。
もの足りない。

雨がぽつぽつ降ってきた。
そしてアンコール。
『NORTH OF EDEN』から『THE SUN ALSO RISES』へ。
ここ数年の作品の中で群を抜いて好きな歌。
自分の心情とも重なって、
嗚咽しそうになるほど大泣きしてしまった。
雨が涙を隠してくれて助かった。

雷と雨が激しくなって一時中断。
アナウンスでコンコースに避難する。
誘導が迅速で助かった。
ディスクガレージGJ。
30分ほど待機。

協議の結果、再開するとのアナウンス。
席に戻る。

21時10分頃、再開。
氷室の登場にどよめく。
歌い始める前に、昨日のリハで転倒したこと、
レントゲンをとったら骨折していたことを明かす。
「命がけで最高の『ANGEL』を贈ります!」

そう、彼は何度か「命がけ」という言葉を使った。
25年もの間、文字通り命がけで「氷室京介」を貫いてきた。
同じ時間を共有できるライブをなによりも大切にしてくれた。
その生き方を私たちは尊敬し、尊重し、
彼に少しでも近づこうとするかのように、
自分自身を叱咤激励して生きてきた。

でも今日の『ANGEL』は彼が満足できるものではなかった。
「今日はもうこれ以上できない。
プロとして申し訳ない。必ずリベンジのライブをします」
そう約束してステージを去っていった。

ああ、これが氷室京介だ。
誰よりも自分に厳しい。
そして誰よりもファンのことを考えてくれる。
これが氷室京介という生き方なんだ。

突発的なことがあまりに多すぎて、
「卒業」は延期になってしまった。
それは嬉しい反面、彼の心情を考えると複雑でもある。
まだ寂しさは襲ってきていない。
続きがあるから。
最後を自分の目で見届ける。
それでようやくケリがつけられる気がする。
それがファンとしてのプライドだと思っている。

01.WARRIORS
02.PARACHUTE
03.WILD AT NIGHT
04.GIRLS BE GLAMOROUS
05.CALLING
06.眠りこむ前に
07.DEAR ALGERNON
08.たどりついたらいつも雨ふり
09.ONE LIFE
10.BANG THE BEAT
11.Doppelganger
12.NATIVE STRANGER
13.魂を抱いてくれ
14.IF YOU WANT
15.ROCK’N’ROLL SUICIDE
16.WEEKEND SHUFFLE
17.IN THE NUDE
18.LOVE&GAME
19.DRIVE
20.WILD ROMANCE
【アンコール】
21.NORTH OF EDEN
22.THE SUN ALSO RISES
【雷雨中断】
23.ANGEL


posted by じゅんこ at 23:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 氷室京介ライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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